[フランス ボルドー地方]
「メルシャン・ワインズ ボルドー」
パートナーワイナリー
■1964年設立
■ボルドーとラランド・ド・ポムロールに計22ヘクタールのブドウ畑を所有
3世代受け継がれてきた家族経営ワイナリー。HVE3(環境価値重視認証)を取得しており、サステナブルなワイン造りを実践している。
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減/人への負荷軽減について
ヴィニョーブル・マンゴーでは環境や植物および所有するブドウ畑で働く人々に配慮し、10年前から農薬の使用制限と削減に取り組んでいる。
また、ワインのフルーティな特徴を活かすために、成熟度の高いブドウを選び、完璧な衛生管理のもとで果実を収穫している。
[スペイン カスティーリャ地方]
「メルシャン・ワインズ ブレンズ」
「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック」
パートナーワイナリー
■2016年設立
■「メスタ」の生産者「ボデガス・フォンタナ」など複数のワイナリーを傘下に持ち、ワイン生産およびマーケティングビジネスを担っている
製造責任者はサム・ハロップMW※1。スペインにおけるサステナビリティに関する認証※2を初めて取得した6つのワイナリーのひとつを保有。
※1マスター・オブ・ワイン
※2 Wineries for Climate Protection(WfCP)
スペインワイン連盟(FEV)により2015年に設立された認証制度
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減(農薬の削減)について
乾燥した気候によりブドウの病気の発生率が低く、有機農法を行いやすいカスティーリャ地方。そのような自然環境を活かし、農薬の削減を目指したブドウ栽培を実践している。
環境への負荷軽減(水資源の利用)について
1ヘクタールあたりのブドウの収量を「適切な水の使用量の目安」とすることが可能と考え、平均収量に制限を設けている。
[オーストラリア 南オーストラリア州]
「メルシャン・ワインズ ブレンズ」
パートナーワイナリー
■1886年設立
■オーストラリアを代表するオーガニックワインメーカー
5世代にわたり歴史を築いてきた家族経営のワイナリー。
南オーストラリアのブドウ畑から、幅広いプレミアム・ワインを生産している。
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減(農薬の削減)について
Sustainable Winegrowing Australia※(#01784)のメンバーとして、同団体の指針のもと、環境と生物多様性に配慮したワイン造りを行う。一部の畑ではアヒルを活用した有機栽培を実践している。
※2019年7月に始まった認証制度。オーストラリアのブドウとワインの持続可能な生産を促進し、発展させるために尽力している多くの個人や組織の貢献を認めるもの。
環境への負荷軽減(水資源の利用)について
すべてのブドウ畑をドリップ(点滴)灌漑に変更したことで1ヘクタールあたりの水使用量を25%削減。また雨水を貯め、ワイナリー内で利用することで河川への依存を軽減している。
[オーストラリア ヴィクトリア州]
「メルシャン・ワインズ ブレンズ」
パートナーワイナリー
■1980年設立
■24品種以上のブドウを原料として取り扱う大規模ワイナリー
オーストラリア最大の家族経営ワイナリーのひとつ。
ブドウ栽培とワインの製造に必要な電力の約半分を太陽光パネルで賄うなど、再生可能エネルギーを利用している。
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減(農薬の削減)について
植樹後や収穫後などのブドウ畑に羊を放牧することによって雑草駆除を行い、自然の肥料を与えることで、化学薬品の散布の削減に成功している。
環境への負荷軽減(水資源の利用)について
川から貯水施設までのパイプを敷設し、点滴灌漑用のドリップテープで必要な場所にだけ集中的かつ安定的に水を供給することで貴重な水資源を有効活用している。
[イタリア シチリア島]
「メルシャン・ワインズ ブレンズ」
パートナーワイナリー
■1970年設立
■シチリア島の生産者組合であり、イタリアで最大級のオーガニックワイン生産者。
アイコンワインが、イタリアの著名ワインガイドである
「ルカ・マローニ」で満点を獲得。その高い品質が評価されている。
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減(農薬の削減)について
イタリア最大級のオーガニック生産者として数々の認証を獲得。
デジタルを活用したブドウの管理や、年間栽培データを書籍管理するなど、持続的なモニタリングを活用した有機栽培を実践している。
環境への負荷軽減(水資源の利用)について
「SOStain Sicilia」というサステナビリティに関するプログラムに加盟。特定の畑では、そこで定められた規定値以下に水使用量を制限しており、そのためブドウの収量も制限している。
また、社会貢献も積極的に実施。貯水湖の不具合によりダムの水が海に流出している問題に対して、地域団体が団結して国に訴える活動にも参加している。
[イタリア ヴェネト州]
「メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ」
パートナーワイナリー
■1968年設立
■4,000haの畑を所有する優良生産者組合
イタリアの環境認証「VIVA」を取得。2,000超の組合農家と良好な関係を築き、テロワール※を反映したワインづくりを行っている。
※そのブドウ畑を取り巻く自然環境やワインに表れる土地の個性のこと
「サステナブルへの挑戦」
における取り組み
環境への負荷軽減(資源の利用)について①
新倉庫建設時に、屋根に太陽光パネルを設置、雨水の貯蔵も行っている。屋根自体には、環境に配慮した木材を採用している。
環境への負荷軽減(資源の利用)について②
酒石酸を回収し、再生工場へ受け渡している。ラベルリールのリサイクルなど、資源利用の削減推進に取り組んでいる。